内容紹介
+ もっとみる
おすすめの本
-
電子あり
日本で知った「幸せ」の値段 無一文の留学生が、大学准教授になるまで
-
電子あり
ブルボン朝 フランス王朝史3
-
電子あり
捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体
-
電子あり
あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン
-
電子のみ
イギリス革命とユートウピア ピューリタン革命期のユートウピア思想
-
電子のみ
経済と社会:支配の社会学2
-
電子あり
アフター・ザ・クライム 犯罪被害者遺族が語る「事件後」のリアル
-
電子あり
「複雑系」入門 カオス、フラクタルから生命の謎まで
-
電子あり
天球回転論 付 レティクス『第一解説』
-
電子あり
中世ヨーロッパの結婚と家族
-
ガリレオの求職活動 ニュートンの家計簿 科学者たちの生活と仕事
-
電子あり
中国の歴史10 ラストエンペラーと近代中国 清末 中華民国
目次
- 目次
- はしがき
- 第一章 戦後フランス憲法思想における転換
- はじめに
- 1 フランス近代憲法思想の主流的見解――議会中心主義
- 2 議会中心主義からの転換(その一)――行政権の優位への転換、および、主権者=国民の優位への転換
- 3 議会中心主義からの転換(その二)――遠憲審査制の強化の方向、および、憲法の優位の観念の登場
- 4 議会中心主義からの二方向への転換――その共存と矛盾
- 第二章 フランス立憲主義の伝統的思考における「憲法」の観念と人権
- 1 問題の所在――第三共和制における「憲法」と人権
- 2 一七八九年宣言の憲法に対する優越性
- 3 一七八九年宣言の憲法優越性の性質
- 第三章 第五共和制フランスにおける違憲審査制の最近の展開――憲法院判決における「憲法」観念の拡大傾向――
- はじめに
- 1 一九五八年憲法前文、および、「共和国の諸法律によって承認された基本的諸原理」の憲法規範性――一九七一年七月一六日判決
- 2 一七八九年人権宣言の憲法規範性――一九七三年一二月二七日判決
- 3 一九四六年憲法前文の憲法規範性――一九七五年一月一五日判決
- 4 一九七四年の制度改革による申立権者の範囲の拡大
- 5 フランスにおける違憲審査制論議の特徴
- 第四章 「憲法慣習」の観念
- はじめに
- 1 最近フランスにおける憲法慣習論
- 2 実効的憲法の変遷と憲法法源の変遷
- 3 ケルゼンと憲法変遷論
- 第五章 フランスにおける「憲法」のありかたとdirigismeの観念――フランス現代憲法学の検討のための予備的一考察――
- 1 前提――フランス立憲主義の伝統における「憲法」の観念
- 2 ≪dirigisme≫の観念
- 3 ≪dirigisme≫の観念と「憲法」
- 第六章 「議会までの民主主義」と「行政権までの民主主義」――フランス憲法史における点検――
- はじめに
- 1 「議会までの民主主義」
- 2 「行政権までの民主主義」
- おわりに
- 第七章 「共同政府綱領」と議会制民主主義
- はじめに
- 1 網領の憲法論的意義
- 2 一九七三年総選挙以後の展開
- 第八章 ルネ・カピタン先生の違法論
- はじめに
- 1 法の効力論における直接民主主義の観念
- 2 統治機構論における直接民主主義の観念
- 3 経済・社会機構論における直接民主主義の観念
- おわりに
製品情報
製品名 | 現代民主主義の憲法思想 フランス憲法および憲法学を素材として |
---|---|
著者名 | 著:樋口 陽一 |