内容紹介
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目次
- 序──戦後アジアにおける日本とは何だったのか
- 目次
- 第一章 インドネシア賠償をめぐる国際政治
- 一 「アジア復帰」の模索
- 二 インドネシア賠償交渉経緯
- 三 インドネシア内戦とアメリカの介入
- 四 賠償交渉の妥結──両国の思惑
- 五 米英の対応
- 六 欧米とアジアの間で
- 第二章 マレーシア紛争仲介工作(一)──日本の関与の端緒
- 一 アジア関与の深化
- 二 マレーシア紛争
- 三 インドネシアの国内事情
- 四 紛争の本格化
- 五 池田首相の和平工作
- 六 和平工作の行方
- 第三章 マレーシア紛争仲介工作(二)──アメリカとの連携
- 一 ロバート・ケネディの仲介工作
- 二 イギリスのいらだち
- 三 日米の説得
- 四 ベトナム情勢とアメリカの強硬化
- 第四章 マレーシア紛争仲介工作(三)──中国との「綱引き」
- 一 インドネシアの国連脱退
- 二 川島正次郎の仲介工作
- 三 中国との「綱引き」
- 四 シンガポールの分離独立とイギリスの方向転換
- 第五章 九・三〇事件とスカルノ体制の崩壊
- 一 九・三〇事件 二重のクーデター
- 二 日本の対応
- 三 スカルノか、スハルトか
- 四 米英の対応
- 五 大量殺戮の進行
- 第六章 開発体制の構築と日本
- 一 積極的関与の検討
- 二 経済危機の到来と権力闘争の決着
- 三 イギリス主導策の模索とマレーシア紛争の終結
- 四 インドネシア債権国会議と開発体制の構築
- 終章 戦後アジアの変容と日本──冷戦・革命・脱植民地化・開発
- 注
- あとがき
製品情報
製品名 | 戦後アジア秩序の模索と日本 |
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著者名 | 著:宮城 大蔵 |