ドイツ中世都市法の研究

創文社オンデマンド叢書
ドイツチュウセイトシホウノケンキュウ
著:林 毅
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ドイツ中世都市法の研究
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内容紹介

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目次

  • 序言
  • 目次
  • 第一章 ドイツ中世都市研究の問題点──今後の都市法研究のために
  • 一 はしがき
  • 二 ドイツ中世都市の研究を進める際に考慮すべき事柄
  • 一 いくつかの類型の存在 二 封建社会の全構造、特に農村との関連において捉えていく必要性
  • 三 今後の研究に残された課題
  • 一 経済史的研究の課題 二 経済史的研究の課題
  • 第二章 ケルン都市共同体の成立
  • 一 はしがき
  • 一 都市君主制の時代 二 都市共同体成立の前提 三 都市共同体成立の過程 四 宜誓共同体としての都市共同体
  • 二 プラーニッツ説の要約
  • 三 プラーニッツ説に対する批判
  • 一 シュタインバッハ 二 エンネン
  • 四 成立史の具体的叙述
  • 一 都市君主制の時代 二 都市共同体成立の前提 三 都市共同体成立の過程 四 宣誓共同体としての都市共同体
  • 第三章 ケルンの新質──ドイツ私法史上最初の抵当権
  • 一 ドイツ中世都市法と私法的諸制度
  • 二 シュラインスカルテの登記から知られるケルンの新質
  • 一 新質の設定 二 新質の効力 三 新質の社会的機能
  • 第四章 ケルンのシュライン帳簿──ドイツ私法史上最初の不動産登記制度
  • 一 史料の刊行状況
  • 二 史料の概銀
  • 第五章 ヴァイヒビルトWeicbildについて──ドイツ中世都市法史の一断面
  • 一 Weichbildに関する従来の見解
  • 二 新しいクレーシェルの見解
  • ー クレーシェルが解明する事実 二 プラーニッツに対する批判
  • 三 クレーシェルの見解の検討
  • 第六章 中世都市法の妥当根拠について──W.Ebelの見解をめぐって
  • 一 はしがき
  • 二 エーベルの見解の概要
  • 一 問題と対象の設定 二 都市法の妥当根拠としての市民の誓約 三 誓約に基づく義務 四 誓約違反 五 誓約に基づく強制 六 誓約と法 
  • 三 エーベルの見解の検討
  • 四 総括と結論
  • 第七章 シュトラスブルク都市法の研究──第一・第二・第三都市法について
  • 一 はしがき
  • 二 シュトラスブルク概史
  • 一 ローマ都市 二 司教都市 三 自由都市
  • 三 第一都市法邦訳
  • 四 第二都市法制定の経過
  • 五 第二都市法邦訳
  • 六 参事会の都市貴族制的性格と第三都市法の制定
  • 七 第三都市法邦訳
  • 八 その後の発展と自治権の拡大
  • 第八章 K・クレーシェル『都市法と都市法史』
  • 都市地図

製品情報

製品名 ドイツ中世都市法の研究
著者名 著:林 毅

著者紹介

著:林 毅(ハヤシ タケシ)

1936~2007年。大阪大学名誉教授。東北大学法学部卒業。法学博士。専門は、西洋法制史。
著書に、『ドイツ中世都市法の研究』『西洋中世自治都市と都市法』『西洋法史学の諸問題』、訳書にミッタイス『自然法論』『法史学の存在価値』などがある。

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