ソビエト憲法理論の研究

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ソビエト憲法理論の研究
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内容紹介

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目次

  • まえがき
  • 目次
  • 序論 対象と問題状況
  • 一 対象とその問題性格 二 近代憲法からソビエト憲法へ 三 過渡期憲法から法の死滅へ 四 ソビエト憲法の成立
  • 第一章 ソビエト的憲法概念の展開
  • 第一節 ソビエト憲法の形態的特質
  • 一 ラッサールの憲法論 二 「実質的意味における憲法」論 三 「憲法=記録」説 四 軟性憲法論含 五 憲法改正論 六 憲法違反論争 七 ソビエト憲法と最高法規性 八 「憲法=行動計画」説
  • 第二節 ソビエト憲法の内容的特質
  • 一 憲法と基本法・国家法 二 「憲法=権力への組織的参加」説 三 階級憲法論 四 集団主義憲法論
  • 第二章 ソビエト憲法と基本権概念
  • 第一節 過渡期国家と基本権
  • 一 過渡期基本権の論理構造 二 レイスネルの基本権不要論 三 階級的権利論
  • 第二節 一九一八年憲法の権利規定
  • 一 「勤労・被搾取人民の権利宜言」と憲法総則の成立過程 二 ソビエト憲法における基本権体系 三 基本権体系のその後の展開
  • 第三節 基本権をめぐる諸理論
  • 一 人権から勤労者の権利へ 二 主観的権利から国家の機能へ 三 自由権の「現実的保障」論 四 社会権批判論
  • 第四節 自由権論の展開
  • 一 良心の自由 二 言論の自由 三 結社の自由・集会の自由
  • 第三章 ソビエト国家機構の構成原理
  • 第一節 主権概念を中心として
  • 一 主権概念の死滅 二 権力主体を示す諸概念 三 国号について
  • 第二節 ソビエト的代表概念
  • 一 利益代表概念 二 階級代表概念 (1)制限選挙論 三 階級代表概念 (2)不平等選挙論 四 直接民主主義への接近と後退 (1)命令委任その他 五 直接民主主義への接近と後退 (2)選挙概念 六 集団代表概念
  • 第三節 ソビエト的連邦概念
  • 一 ソビエト的連邦概念の二重性 二 中央集権か地方分権か 三 「諸ソビエトの連邦」論 四 「社会経済団体の連邦」論 五 「民族原則に基づく連邦」論
  • 第四節 権力分立論批判の展開
  • 一 権力分立論批判の諸相 二 機能配分論と「権力代行」論 三 立法権と行政権の融合 四 代議体と合議制原則の形骸化 五 コミューン型か公安委員会型か
  • 終章 プロレタリア独裁とソビエト憲法
  • 一 「司法権の独立」論批判 二 司法の機能と独裁の論理 三 プロレタリア独裁とソビエト憲法
  • 邦語関係文献目録

製品情報

製品名 ソビエト憲法理論の研究
著者名 著:森下 敏男

著者紹介

著:森下 敏男(モリシタ トシオ)

法学者。神戸大学教授。法学博士(東京大学)。専門は、ロシアの法。
著書に、『ポスト社会主義社会における私的所有の復活』『現代ロシア憲法体制の展開』『社会主義と婚姻形態』『ソビエト憲法理論の研究』などがある。

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