
マイページに作品情報をお届け!
晴れ、時々くらげを呼ぶ
ハレトキドキクラゲヲヨブ
- 著: 鯨井 あめ

彼女と出会った。僕の日常は変わった。
純度100%! 小説現代長編新人賞受賞作。
売れない作家だった父が病死してから、越前亨は日々をぼんやり生きてきた。亨は、最後まで家族に迷惑をかけながら死んだ父親のある言葉に、ずっと囚われている。
図書委員になった彼は、後輩の小崎優子と出会う。彼女は毎日、屋上でくらげ乞いをしている。雨乞いのように両手を広げて空を仰いで、「くらげよ、降ってこい!」と叫んでいるのだ。いわゆる、不思議ちゃんである。
くらげを呼ぶために奮闘する彼女を冷めた目で見ていた亨だったが、いつしか自分が彼女に興味を抱いていることに気づく。
自分の力ではどうにもできないことで溢れている世界への反抗。本への愛。父への本当の想いと、仲間たちへの友情。青春のきらきらがすべて詰まった一作。
ⒸAme Kujirai 2022
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2022年06月15日
ISBN
9784065272473
判型
A6
価格
定価:792円(本体720円)
ページ数
384ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2022年06月15日
JDCN
06A0000000000504036C
初出
本書は2020年6月、講談社より単行本として刊行されました。
著者紹介
1998年生まれ。兵庫県豊岡市出身。兵庫県在住、大学院在学中。執筆歴13年。2015年より小説サイトに短編・長編の投稿を開始。2017年に『文学フリマ短編小説賞』優秀賞を受賞。2020年、第14回小説現代長編新人賞受賞作『晴れ、時々くらげを呼ぶ』でデビュー。その他の著作に『アイアムマイヒーロー!』。