幕末の特権商人と在郷商人

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幕末の特権商人と在郷商人
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内容紹介

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目次

  • 序文
  • 目次
  • 第一 徳川幕藩制の構造とその解体過程 「明治維新」の歴史的前提
  • I はしがき 「江戸」
  • II 徳川幕藩制の構造
  • III  徳川幕藩制の解体過程
  • IV むすび 明治「絶対主義」政権の確立
  • 第二 「幕政改革」としての「天保改革」と諸藩の「藩政改革」
  • I はしがき 「天保期」の意義
  • II 「幕政改革」としての「天保改革」
  • III 「天保改革」における「株仲間」の解散
  • IV 天保期における諸藩の「藩政改革」
  • V むすび 幕末土佐藩の政争と「土佐勤王党」の結成
  • 第三 近世後期における桐生並びにその周辺市場の発展「足利市場」の成立と「桐生市場」との対立と抗争
  • I はしがき 『足利織物史』編纂の経緯と「足利・桐生織物史」の戦前の研究文献
  • II 近世都市「桐生」の成立とその性格
  • III 桐生織物業の発展とその限界
  • IV 桐生近郊「大間々市場」の成立とその発展
  • V 「足利市場」の成立と「桐生市場」との対立と抗争
  • VI むすび 「足利・桐生餓物史」研究史の批判的摂取
  • 第四 「越後縮」の生産並びに流通過程と「特権商人」と「在郷商人」との抗争 「江戸十組呉服問屋」と「五ヶ組江戸行商人仲間」との紛争
  • I はしがき 「越後縮」の歴史
  • II 「越後縮」の生産過程
  • III 「越後縮」の流通過程
  • IV 「江戸十組呉服問屋」と「五ヶ組江戸行商人仲間」との紛争
  • V むすび 「越後縮」の研究史および児玉彰三郎遺著『越後縮布史の研究』
  • 第五 幕末畿内農村における「商業的農業」の発展と文政期の「国訴」大坂の「特権商人」と畿内農村の「棉作・莱種作農民」「在郷商人」との「国訴」
  • I はしがき 「国訴」
  • II 幕末畿内農村における木棉および菜種栽培の発展
  • III 「棉作農民」および「菜種作農民」の富裕化と「在郷商人」の成長
  • IV 大坂における「特権商人」の発展と「株仲間」の形成
  • V 文政六年の「三所綿問屋」と「棉作農民」「在郷商人」との「綿」を饒る「国訴」
  • VI 文政七・八年の「両種物問屋」と「菜種作・棉作農民」「在郷商人」との「菜種・水油」を統る国訴
  • VII むすび 天保期以降の「国訴」の変質
  • 第六 幕末開港による外国貿易の展開と「江戸五品問屋」と「在方商人」との抗争万延元年「五品江戸廻送令」の意義
  • I はしがき 「五品江戸廻送令」
  • II 徳川幕府の「禁教令」と「鎖国政策」
  • III 幕末における世界情勢と開港による外国貿易の展開
  • IV 大坂における「特権商人」の発展と「株仲間」の形成
  • V 「江戸問屋仲問」の消長
  • VI 幕府による「五品江戸廻送令」の公布
  • VII むすび 幕末の政治的・経済的情勢
  • 附録 雑穀等五品取締一件(原史料)

製品情報

製品名 幕末の特権商人と在郷商人
著者名 著:入交 好脩

著者紹介

著:入交 好脩(イリマジリ ヨシナガ)

1908~1999年。日本経済史学者。早稲田大学名誉教授。専門は、徳川時代の経済史。
著書に、『封建社会の構造』『政治五十年 改訂版』『清良記 親民鑑月集』『岩崎弥太郎』
『徳川幕藩制の構造と解体』『武藤山治 新装版』『経済史学の理論と実証』『経済史学の理論と実証 西欧篇』『幕末の特権商人と在郷商人』『武市半平太 ある草莽の実像』など多数ある。

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