内容紹介
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目次
- 目次
- 弁言
- 第一部 宋代の司法制度
- 第一章 地方の司法行政(一) 県
- 1 県尉の諸問題
- 2 弓手 県尉の部下たち
- 3 県における司法問題
- 4 獄とその周辺
- 第二章 地方の司法行政(二) 府州
- 1 その沿革
- 2 司寇参軍から司理参軍へ
- 3 録事参軍と州院
- 4 宋代の司法参軍
- 5 地方州県と民事告訴 『清明集』を中心に
- 6 越訴
- 7 健訟をめぐって
- 第三章 地方の司法行政(三) 路
- 1 路について
- 2 提点刑獄司と司法
- 3 奏裁案とその周辺
- 4 提点刑獄の職階
- 5 提刑の職務範囲 捕盗その他
- 6 結びにかえて
- 第四章 国都開封府の司法問題
- 1 北宋開封府の司法官制
- 2 軍巡院の周辺
- 3 開封府の司法責任者
- 4 開封の廂制
- 5 糾察在京刑獄司
- 6 結びにかえて 北宋開封の司法案
- 第五章 中央政府の司法制度(一) 刑部と大理寺
- 1 大理寺の沿革
- 2 隋唐時代の大理寺
- 3 五代から宋初の大理寺
- 4 刑部の沿革
- 5 北宋前半の中央法司 審刑院と大理寺
- 6 刑部と大辟
- 7 結びにかえて 元豊改革以後の中央法司
- 第六章 中央政府の司法制度(二) 御史台と司法問題
- 1 宋代の御史台
- 2 御史台の獄
- 3 監司の推勘
- 4 詔獄の諸問題
- 5 御史台の変貌
- 第七章 宋代の法官と試法
- 1 宋代の法官
- 2 法官採用の諸問題
- 3 宋代の「試法」
- 4 銓選と試法
- 5 宋代法官の群像
- 第二部 宋代法制の諸問題
- 第一章 宋代官員の処罰 刑は大夫に上らず
- はじめに
- 1 唐から宋へ
- 2 免官と免所居官
- 3 死罪の減免
- 4 新しい時代の処罰
- 5 分司と居住
- 6 赦文と叙復
- おわりに
- 第二章 罰俸制度の展開旧中国における懲戒
- はじめに
- 1 唐宋罰俸の問題点
- 2 罰直をめぐって
- 3 唐代罰俸の諸相
- 4 宋元時代の罰俸
- 5 完成期の罰俸制度
- 第三章 宋代の贖銅と罰銅 官員懲戒のひとこま
- 1 宋代官員の贖罪
- 2 贖銅と罰銅
- 3 宋代贖金の諸相 職務上の場合
- 4 宋代贖金の諸相 官員個人の場合
- 5 贖銅のひろがり
- おわりに 贖銅と罰俸
- 第四章 公罪・私罪の一考察 宋代の事例を中心として
- はじめに
- 1 律の公罪・私罪
- 2 公罪・私罪と贓罪
- 3 宋代公罪・私罪の諸相
- おわりに
- 第五章 唐宋時代の法典編纂 律令格式と勅令格式
- 1 律令格式 唐代
- 2 唐代の法典編纂
- 3 刑統の成立
- 4 宋初の編勅
- 5 編勅の構造と変遷
- 6 勅令格式 宋代
- 7 勅令所をめぐって
- おわりに
- あとがき
製品情報
製品名 | 宋代司法制度研究 |
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著者名 | 著:梅原 郁 |