法思考とパタン 法における類型へのアプローチ

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法思考とパタン 法における類型へのアプローチ
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内容紹介

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目次

  • はしがき
  • はじめに
  • 第一章 問題状況と基本視角
  • 第一節 現在の問題状況
  • 一 類型の概念史 二 法律学における類型の位置づけの回顧 三 混迷状況の背景 科学哲学との関連 四 新科学哲学への方向転換? 五 法領域における類型研究の立ち後れ
  • 第二節 本書の基本視角
  • 一 進化論的認識論 二 主張者と基本特色
  • 第二章 法律学的思考(法思考)とパタン 大陸法系を中心として
  • 第一節 本書の狙い
  • 第二節 類型とパタンの置き換え
  • 第三節 法システムの形成
  • 第四節 全体の見取り図
  • 第三章 立法における法思考
  • 第一節 序
  • 第二節 立法におけるシステムの構造形成の問題
  • 一 前置き 二 常識的世界像装置のなかでの言語の役割 三 立法者の思考の構造分析 四 常識的思考と立法者の思考との接点の解明
  • 第三節 要素としての法命題概念の形成の問題
  • 第四節 要約
  • 第四章 法解釈学の法思考
  • 第一節 序
  • 第二節 法内容システム
  • 一 正常現象の場合 二 変則現象の場合
  • 第三節 法学上の自由な概念
  • 第四節 法学上の自由なシステム
  • 第五節 要約
  • 第五章 裁判官の法適用
  • 第一節 序
  • 第二節 パタン・マッチングとしての裁判官の法適用
  • 一 裁判官のパタン・マッチングのメカニズムと機能態様 二 下降処理 理論的パズル(法律問題)の登場 三 上昇処理 経験的パズル(事実問題)の登場 四 上昇処理と下降処理の相互作用 五 基礎づけとコントロール
  • 第三節 素人の法適用との比較、機械との比較
  • 一 通常人のパタン・マッチング 二 素人の法適用との比較 三 機械との比較
  • 第四節 個々の法概念とパタンとの関係
  • 一 法命題概念 二 法内容概念 三 法学上の自由な概念 四 裁判官の法適用 五 その他の法概念
  • 第五節 要約
  • 第六章 実用面での諸帰結
  • 第一節 利益コンフリクトのパタンと方法論の段階構造
  • 第二節 法から実生活ヘ 「生活類型」
  • 第三節 漸増概念
  • 第四節 法的パタンの万能性?
  • 第七章 英米のケース・ローと類型論
  • 第一節 ラートブルフ
  • 第二節 レイシオ・デシデンダイ
  • 第三節 動態的比較方法論の試み
  • 第四節 結論
  • 第八章 法理論における類型
  • 第一節 法理論
  • 第二節 法制史と比較法
  • 第三節 法学上の基本概念
  • 第九章 最近の代表的類型論の検討
  • 第一節 序
  • 第二節 ラーレンツとレーネン
  • 第三節 アルトゥール・カウフマンとハッセマー
  • 第四節 禁欲論 リュタースからの批判
  • 第五節 検討
  • 第十章 クーレンの学説の紹介と検討〔第九章補論〕
  • 第一節 問題の所在とテーマの限定
  • 第二節 クーレンの学説の概要と論評
  • 一 クーレンからのラートブルフ批判の概要 二 クーレンの見解に対する論評 三 クーレンからのH・J・ヴォルフ批判について
  • 第三節 ヘンペルとオッペンハイムの学説への若干のコメント
  • 第四節 結び
  • 終章 総括と展望

製品情報

製品名 法思考とパタン 法における類型へのアプローチ
著者名 著:青井 秀夫

著者紹介

著:青井 秀夫(アオイ ヒデオ)

1943年生まれ。法学者、法哲学者。東北大学名誉教授。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士後期課程中退。法学博士。専門は、法学方法論、法理論。
著書に、『法理学概説』『法思考とパタン』『法理学の諸問題』(共著)『法と法過程』(共著)『医療・医学研究における倫理の諸問題』(共著)『法思考とパタン』『遺伝子工学時代における生命倫理と法』(共著)『刑事法学の現代的課題』(共著)などがある。

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