経済と社会:法社会学

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経済と社会:法社会学
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内容紹介

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目次

  • 凡例
  • 第一章 経済と社会的諸秩序
  • 第一節 法秩序と経済秩序
  • 一 法秩序の法学的および社会学的な概念と意味
  • 二 法秩序の個人に対する社会学的・経済的作用、国家法と非国家法
  • 第二節 法秩序、習律および習俗
  • 一 法形成に対する慣習の意義
  • 二 「暗示」と「感情移入」とによる新秩序の形成
  • 三 習律・習俗および法の間における流動的な移行
  • 第三節 経済に対する法強制の意義と限界
  • 第七章 法社会学
  • 第一節 事項的な法領域の分化
  • 一 「公法」と「私法」
  • 二 「請求権を付与する法」と「行政規則」
  • 三 「統治」と「行政」
  • 四 「刑法」と「民事法」
  • 五 「不法」と「犯罪」
  • 六 「インペリウム」、「権力制限」と「権力分割」
  • 七 「法」と「訴訟」
  • 八 合理的な法思考の諸カテゴリー
  • 第二節 主観的権利の設定の諸形式
  • 一 「法命題」の論理的カテゴリー、「自由権」と「授権命題」、「契約の自由」
  • 二 契約自由の発展、「身分契約」と「目的契約」、目的契約の法史的由来
  • 三 「契約自由」のさまざまな実際的意義と契約自由の限界
  • 四 契約の自由、自律と団体の法人格
  • 五 法共同体における自由と強制
  • 第三節 客観的法の形態性格
  • 一 新しい法規範の成立の問題、「慣習法」
  • 二 法発展の事実的諸要因、利害関係者の行為と法強制
  • 三 始源的な紛争解決の非合理的な性格
  • 四 カリスマ的な法創造と法発見
  • 五 法創造の担い手としての「法名望家」
  • 六 ディングゲノッセンシャフト的法発見
  • 第四節 法思考の諸類型と法名望家
  • 一 経験的法教育と合理的法教育、弁護士による訓練と大学における訓練
  • 二 神政政治的法教育
  • 三 大陸の法名望家と中世の「法書」
  • 四 ローマの法律家とローマ法の形式的諸性質
  • 第五節 法の形式的合理化と実質的合理化、神政政治的な法と世俗的な法
  • 一 法形式主義の意義とその一般的諸条件
  • 二 法の実質的合理化、宗教法
  • 三 インド法
  • 四 中国法
  • 五 イスラム法
  • 六 ペルシア法
  • 七 ユダヤ法
  • 八 カノン法
  • 第六節 官権法と家産店主的法定立、法典編纂
  • 一 インペリウム
  • 二 家産君主の法の「身分制的」構造と「家父長制的」構造
  • 三 法典編纂を推進する諸力
  • 四 ローマ法の継受と近代的な法論理の発展
  • 五 家産制的法典編纂の類型
  • 第七節 革命によって作られた法の形式的な諸性質、自然法とその諸類型
  • 一 フランス民法典の特質
  • 二 実定法の規範的基準としての自然法
  • 三 自然法の諸類型、自然法と自由権
  • 四 形式的・合理的な自然法の実質的・合理的な自然法への転化
  • 五 自然法的諸公理の階級関係性
  • 六 法創造と法発見とに対する自然法の実際的影響
  • 七 自然法的公理論の解体、法実証主義と法曹身分
  • 第八節 近代法の形式的諸性質
  • 一 近代法における法の分裂
  • 二 近代的な法発展における反形式的な諸傾向
  • 三 現代のアングロ・サクソン法
  • 四 素人裁判と近代法曹身分の身分的諸傾向
  • 訳者あとがき

製品情報

製品名 経済と社会:法社会学
著者名 著:マックス・ウェーバー 訳:世良 晃志郎

著者紹介

著:マックス・ウェーバー(マックス・ウェーバー)

1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などがある。

訳:世良 晃志郎(セラ テルシロウ)

1917~1989年。歴史学者。専攻は中世西洋法制史。東京帝国大学法学部卒業。東北大学名誉教授。
著書に、『西洋中世法の理念と現実』『法と権力の史的考察』『封建制社会の法的構造』『ヨーロッパ身分制社会の歴史と構造』『封建制成立史序説』『バイエルン部族法典』
『歴史学方法論の諸問題』など、
訳書に、マックス・ウェーバー『支配の社会学 1 (経済と社会)』マックス・ウェーバー『支配の諸類型』マックス・ウェーバー『古ゲルマンの社会組織』マックス・ウェーバー『法社会学 (経済と社会)』マックス・ウェーバー『都市の類型学』フリッツ・ケルン『中世の法と国制』ハインリヒ・ミッタイス『ドイツ法制史概説』ハインリヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』などがある。

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