哲学の道 初期哲学論集

創文社オンデマンド叢書
テツガクノミチ ショキテツガクロンシュウ
  • 電子のみ
哲学の道 初期哲学論集
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • I
  • 一 ホドスとメトドス 哲学の道について
  • I メトドスという語とホドスという語
  • II プラトンの哲学の道
  • III パルメニデスの道
  • IV 哲学の道について
  • 二 ヘラス・フマニタス・自我 ギリシアのヒューマニズムをめぐる考察
  • II
  • 三 肉体 自己認識の問題点
  • I 真理への途で 問題の提示
  • ll 肉体についてのさまざまな思いなし 問題の展開
  • III 肉体についての思索 本論
  • IV 結び factumからfactorへ
  • 四 身体論素描 身体性のAnalytik
  • I 直立態(stasis)
  • II 仰臥態(anaklesis)
  • III 着坐態(kathedpa)
  • 五 外・内・外と内を越えるもの
  • I 奥行きと深み ontische Dimension と ontologische Dimension
  • II 外なる人(exterior homo)と内なる人(interior homo)
  • 六 何がよいか
  • I 「何がxか」―「xとは何か」
  • II 「何がよいか」─「よいとは何か」
  • III 「よい」の本性
  • 七 「何かのために」と「誰かのために」 目的の構造
  • I 目的連関の三型
  • II アリストテレスの目的論倫理学
  • III
  • 八 プラトンの神学 晩年の哲学体系
  • I 神学の問題
  • II 『ノモイ』の神学
  • III 『ノモイ』の神学の成立
  • 九 書かれた言葉と書かれぬ言葉 プラトン『パイドロス』274cー278bの解釈
  • IV
  • 十 アリストテレスの矛盾律について
  • I 論証の原理としての矛盾律
  • II 対話の成立と矛盾律
  • III 実体の成立と矛盾律
  • 十一 『分析論後書』における「普遍(katholou)」の把握について
  • I 問題の呈示
  • II 科学的知識(episteme)の成立
  • llI 第一のもの(ta prsta)
  • IV 探求の構造
  • V 科学的知識と排中律
  • 十二 『ニコマコス倫理学』の冒頭箇所(1094alー22)の解釈をめぐって
  • I 冒頭の一文
  • II 四語の解釈
  • 十三 アリストテレスにおける超越価値の諸相 kalon, dikaion, agathon
  • I 問題の呈示
  • II kalonと agathon
  • III 選択の対象
  • IV 目的論的倫理学
  • 十四 自己と超越 プロティノスの問題
  • I 序
  • II 「われわれ」とは何か
  • III 「われわれ」の同一性
  • IV 自己意識と自己認識
  • V 魂の自己認識
  • VI 超越について
  • V
  • 十五 白鳥の歌序説 『パイドン』解釈のための一つの試論
  • I 詩人は何を歌うか
  • 一 追憶 二 期待 三 死の形象
  • II 哲学者は何を想うか
  • 一 死の想い 二 「わたしは死んだ」のパラドクスについて  三 死の思考
  • 十六 形の現象 存在の美をめぐる省察
  • I 存在と形
  • 一 存在の現象としての形 二 世界の多姿性と一姿性について
  • II 現象と存在
  • 一 真と偽、あらわれとおもわれ 二 主観性と客観性
  • III 形の美
  • 補註
  • あとがき
  • 初出一覧

製品情報

製品名 哲学の道 初期哲学論集
著者名 著:加藤 信朗

著者紹介

著:加藤 信朗(カトウ シンロウ)

1926年生まれ。哲学者。東京都立大学名誉教授。東京大学文学部哲学科卒業。専門は、古代ギリシア哲学・神学。
著書に、
『初期プラトン哲学』『ギリシア哲学史』『哲学の道 初期哲学論集』『アウグスティヌス『告白録』講義』『平和なる共生の世界秩序を求めて 政治哲学の原点』など、
訳書に、『「ニコマコス倫理学」アリストテレス全集 13』などがある。

オンライン書店で見る