市場経済の哲学(現代自由学芸叢書)

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市場経済の哲学(現代自由学芸叢書)
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内容紹介

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目次

  • 序文
  • 目次
  • 第一部 市場経済についての対話
  • プロローグ
  • 第一章 市場経済の本質:競争・対話・コミュニケーション
  • 問題の提起:自由競争とは?
  • 自由競争とルール
  • マネーゲームヘの信頼
  • 市場経済と資本主義
  • 市場経済の精神
  • 市場経済の敵
  • 市場経済と市民社会
  • 市場経済の信頼:二つの論点
  • 市場経済の最小限のハードル
  • ルールの多様な解釈がルールヘの不信を生む
  • アニマル・スピリット
  • 情念の相対性
  • 市場経済は自由主義の学校である
  • 市場倫理学の試み
  • 第二章 市場経済と市民社会:理性・空気・寛容
  • 市場の理性と市民の理性
  • 公共性への疑問
  • 市民社会は議論によって成り立っているのか?
  • 市民社会と空気
  • 市民社会の反合理主義的解釈
  • 空気の支配と寛容な社会
  • 市場経済と空気
  • 市場経済とブーム
  • 消費者は理性的か?
  • 複数の空気
  • 政治的調整とバランス感覚
  • 寛容論の試み
  • 第二部 市場倫理学
  • 第一章 市場倫理学の基礎
  • 第一節 倫理問題について
  • 自由のルール化と合理的信頼の形成
  • ジレンマの中の自己決定と信頼
  • 第二節 市場倫理とはなにか?
  • 市場倫理と市場原理
  • 市場倫理と共同体の倫理
  • 思想史における市場倫理
  • 第二章 市場倫理の概念
  • 第一節 市場倫理の規範構造
  • フェアな競争の感覚
  • 公正の概念
  • ルールの概念
  • 相互性の概念
  • 企業家精神
  • 価値の多元的な解釈図式としての市場倫理
  • 第二節 市場経済の批判者達
  • アウタルキーの概念
  • 市場経済の限界
  • 第三章 市場経済と合理的信頼
  • 合理性の概念
  • オープンな信頼の概念
  • 第三部 寛容論
  • 第一章 なぜ寛容が必要なのか?
  • 第一節 寛容と社会参加
  • 寛容と不寛容の深層心理
  • 寛容は善いことなのか、それとも必要悪なのか?
  • 寛容と狂信
  • 社会的寛容
  • 第二節 多元主義について
  • 多様性と秩序
  • 寛容の戦略
  • 第二章 寛容の戦略
  • 第一節 生活者の参加のための戦略
  • 戦略の概念
  • 参加の概念
  • 生活者の概念
  • Agencyの概念
  • 第二節 生活者の概念とAgencyの概念
  • 第三章 寛容の目的
  • 第一節 寛容の三つの立場
  • 寛容と不信
  • 賢慮の立場
  • 真理の立場
  • 自律と多様性の立場
  • 第二節 寛容の戦略とその目的
  • 第四章 誰がこの戦略をどのように担うのか?
  • 第一節 戦略の担い手
  • 自由の相互調整とミルの原理
  • 権力の抑制と危害原理
  • 相互性と自由原理
  • 第二節 《国家》と中立性
  • リベラルな中立性について
  • 寛容の戦略と《国家》の中立性
  • 第三節 寛容の限界
  • 寛容の限界
  • 不寛容と原理主義
  • 参考文献

製品情報

製品名 市場経済の哲学(現代自由学芸叢書)
著者名 著:桂木 隆夫

著者紹介

著:桂木 隆夫(カツラギ タカオ)

1951年生まれ 。法学者。学習院大学法学部教授。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科基礎法学専攻博士課程修了。法学博士。専門は、法哲学・公共哲学。
著書に、『自由と懐疑、ヒューム法哲学の構造とその生成』『自由社会の法哲学』『市場経済の哲学』『自由とはなんだろう』『ことばと共生』『保守思想とは何だろうか』などがある。

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