アウグスティヌスの言語論

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アウグスティヌスの言語論
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 序論 声の現象学へ
  • 一 純粋な音
  • 二 モノローグとディアローグ
  • 三 発語
  • 第一部 言語哲学的視点から 声とことば
  • アプローチ
  • 第一章 声
  • I 意味の光
  • 一 甫めての愛
  • 二 『告白』一〇・六・八抄訳
  • 三 美的判断成立の根拠
  • 四 意味の光
  • 五 結論 ことばの美学(verbale Asthetik) について
  • II 声
  • 一 序
  • 二 オリゲネスの場合
  • 三 アウグスティヌスの場合
  • 四 結論
  • III 喚びかけの構造
  • 一 序
  • 二 喚びかけ
  • 三 西田幾多郎における喚ぶもの
  • 四 結論 喚ぶという場
  • IV 喚びかけの場所
  • 一 序
  • 二 場所
  • 三 レトリカの論理
  • 四 二人称成立の場
  • 五 結論
  • 第二章 ことば
  • I 沈黙と発語
  • 一 序
  • 二 沈黙(ORATIO)
  • 三 発語(IUBILATIO)
  • 四 結論
  • II 根源語 讃美と呻き
  • 一 序
  • 二 讃美
  • 三 呻き
  • 四 『告白』との対応
  • 五 結論
  • III 光ることば
  • 一 序
  • 二 光ることば
  • 三 白い頁
  • 四 結論
  • 第二部 解釈学的視点から 経験と解釈
  • アプローチ
  • 第一章 経験
  • I ホルテンシウス体験
  • 一 序
  • 二 キケロという人
  • 三 『ホルテンシウス』の評価
  • 四 キリストの名
  • 五 結論 『ホルテンシウス』のかなたヘ
  • II メロディア・インテリオル 『美と適合について』
  • 一 序
  • 二 マニ教の美の観念
  • 三 マニ教の二元論
  • 四 性をもたない精神(mens sine ullo sexu)
  • 五 瞑想的経験
  • 六 結論
  • III ミラノのヴィジョン 『告白』第七章における神秘経験
  • 一 問題の所在
  • 二 記述の真実性
  • 三 神秘体験か
  • IV オスティアの経験 l’extase a deux
  • 一 詩篇第四編
  • 二 神秘経験の共有
  • 三 声の経験
  • 第二章 解釈
  • I 比喩的解釈
  • 一 序
  • 二 比喩の役割
  • 三 表わす比喩
  • 四 比喩を超えるもの
  • 五 指し示す比喩ヘ
  • 六 指し示す比喩
  • 七 比喩の形而上学
  • 八 レグラの階層
  • 九 結論
  • II 解釈の迂路
  • 一 序
  • 二 scientiaの位置
  • 三 転機
  • 四 解釈学的思索の構造としての螺旋的思惟
  • 五 結論
  • III ドケレの二重構造
  • 一 序
  • 二 旧修辞学から新修辞学へ
  • 三 tractare-intellegere
  • 四 ドケレの二重構造
  • 五 ‘docere, delectare, flectere’
  • 六 伝逹としてのドケレ
  • 七 結論
  • 第三部 『キリスト教の教え』の言語哲学 『キリスト教の教え』を読む
  • アプローチ
  • I いつだれのために書かれたか
  • II 伝達の回路
  • III 本論のアナリシス 表現と伝達
  • IV 結論
  • あとがき

製品情報

製品名 アウグスティヌスの言語論
著者名 著:加藤 武

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