実存論的神学と倫理

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実存論的神学と倫理
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内容紹介

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目次

  • 第一章 実存論的神学の展開方向
  • 一 実存論的神学と弁証法的神学
  • バルトとキェルケゴール
  • キェルケゴールと今日の実存論的神学
  • バルトの神認識
  • バルトとゴーガルテン
  • バルトとブルンナー
  • 二 実存と体験 
  • 実存論的神学と存在論、及びエーベリングの言葉の出来事
  • 啓示と実存
  • 実存論的神学と実存主義
  • その両者の話合いの可能性
  • 三 史的イエスと信仰のキリストの問題についてのバルトの理解
  • バルトの復活論
  • バルトと歴史批評学
  • パンネンベルク
  • パンネンベルクの啓示理解
  • パンネンベルクと黙示文学
  • 四 マイケルソンの歴史としての神学
  • 実存論的神学と教義
  • 組織神学と聖書神学
  • 組織神学と諸学
  • 五 実存論的神学と神秘
  • イエスの服従
  • 第二章 神の死と実存論的神学
  • 一 ニーチェ
  • 神の死の神学
  • ハミルトンとアルタイザー
  • 二 ヴァン・ビューレン
  • ウィトゲンシュタインの言語ゲーム
  • 三 ヴァン・ビューレン批判
  • ハミルトンとアルタイザー批判
  • シモーヌ・ヴェーユ
  • 来世の肯定、否定の立場
  • 四 ティーリケのニヒリズム批判
  • 信仰とニヒリズム
  • 不条理
  • コックスの非聖の都会の容姿と次元的思考
  • 西谷啓治
  • ヴァハニアン
  • 倫理についての二つの推論
  • 五 聖霊論
  • 神の霊と聖霊
  • 非神話化論後の組織神学の二つの形態
  • 存在論的形態の組織神学
  • その批判
  • 我と汝を土台とした形態の組織神学
  • 第三章 神学と倫理
  • 一 ブルトマンの新約の倫理
  • 超歴史的倫理
  • 歴史的倫理
  • 状況倫理と宿命倫理
  • 二 シュヴァイツァーの生への畏敬と倫理
  • ピヒトの批判
  • 倫理の解釈論的循環及び文化神学
  • シュヴァイツァーの倫理とアガペーとエロース
  • シュヴァイツァーとティリッヒの倫理
  • シュヴァイツァーの倫理と世俗
  • 三 バルトの倫理
  • バルトにおける神学と哲学
  • ブルンナーの倫理
  • 四 ポール・レーマンの倫理
  • レーマンとジョン・ベネット
  • 良心
  • ジョセフ・フレッチャーの倫理
  • フレッチャーのR・ニーバー批判
  • 五 歴史と自然
  • キリスト教倫理に於ける歴史と自然
  • ベルジャエフの歴史理解
  • トマス・アクィナス
  • R・ニーバー
  • 六つの結論
  • 第四章 ラインホルド・ニーバーの政治思想
  • 一 ニーバーの政治思想について
  • 二 ニーバーのエーリッヒ・フロム批判
  • 三 ニーバーの共産主義批判
  • 四 ニーバーの社会集団論
  • 相互愛と正義
  • 有機体としての社会
  • 五 アジア・アフリカ諸国とデモクラシー
  • ハミルトンのニーバー批判
  • 六 宗教的社会主義の問題
  • 七 平和主義の問題
  • ルーテンバー
  • 平和主義を廻ってルーテンバーとニーバー
  • あとがき
  • 事項・人名索引

製品情報

製品名 実存論的神学と倫理
著者名 著:野呂 芳男

著者紹介

著:野呂 芳男(ノロ ヨシオ)

1925~2010年。キリスト教神学者、牧師。青山学院大学文学部神学科教授、立教大学文学部キリスト教学科教授。キリスト教会ユーカリスティア名誉牧師。慶應義塾大学法学部中退、日本基督教神学専門学校(現東京神学大学)卒業ドルー大学神学部(B.D.)、ニューヨーク・ユニオン神学校(Th.D.)に学ぶ。文学博士(京都大学)。
著書に、『ウェスレー』『実存論的神学』『実存論的神学と倫理』『ウェスレーの生涯と神学』『神と希望』『キリスト教と民衆仏教――十字架と蓮華』『キリスト教の本質』『キリスト教神学と開けゆく宇宙』『ジョン・ウェスレー』などがある。

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