生きることと自然に対する柔軟で滋味溢れる思い。そして漂泊する心がこだまして、自由なる想像力が人間のもっとも深いところへと至る。随想文学の傑作。 【目次】 海の古い歌 赤い手帖 夜明けの声 筆洗 点滅 波打ち際 埠頭 駅の椅子 蛇のいた山荘 鵯 初冬の疲れ 捨てられた海辺 後記
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小説
野崎 まど
かりそめの星巡り
石沢 麻依
ゆきのこえ
おーなり 由子,はた こうしろう
ポッドキャストで伝えて(上)
宮下 恵茉
探偵チームKZ事件ノート かがやきの黒アゲハは知っている
住滝 良,藤本 ひとみ,駒形
この世の喜びよ
井戸川 射子
山の学校 キツネのとしょいいん
葦原 かも,高橋 和枝
SOS部!(2) ホワイトペンギンを取りもどせ
くるた つむぎ,朝日川 日和
くらくらのブックカフェ
廣嶋 玲子,まはら 三桃,濱野 京子,工藤 純子,菅野 雪虫
副大統領暗殺(下)
リー・チャイルド,青木 創
バリ山行
松永K三蔵
ハロハロ
こまつ あやこ
1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。