アリストテレス哲学の研究 その基礎概念をめぐって

創文社オンデマンド叢書
アリストテレステツガクノケンキュウ ソノキソガイネンヲメグッテ
  • 電子のみ
アリストテレス哲学の研究 その基礎概念をめぐって
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

© 

+ もっとみる

目次

  • まえがき
  • 著作名略記一覧
  • 第一章 実体概念
  • 一 実体概念についての通念的解釈の問題性
  • 二 第一の範疇の呼称 
  • 三 属性の主語としての実体
  • 四 自己規定的述語 本質述語としての実体
  • 五 実体的述語と定義的述語
  • 第二章 現実態と可能態の概念
  • 一 「エネルゲイア」をめぐる問題
  • 二 可能態、現実態とはどういうことか
  • 三 述語としての「現実態・可能態」
  • A 「運動」(キーネーシス)の定義
  • B 「魂」(プシューケー)の定義
  • 四 「可能態から現実態へ」の二つのパターン
  • 第三章 「実体」再論 その諸問題の検討
  • 一 実体の特徴 あるこれ性と離在性
  • 二 実体原理としての形相と質料
  • 三 実体は可認識であるか
  • 四 実体的一性と種的一性
  • 第四章 自然論
  • 一 自然学は観想か
  • 二 アリストテレスにおける生成のプラトン的三分類
  • 三 目的設定よりする必然性・必須条件
  • 四 生成の内的原理としての自然
  • 五 秩序ある世界としての自然
  • 第五章 存在概念
  • 一 先駆的存在思想
  • 二 「存在」と「一」の概念
  • 三 範疇と存在・一の関係
  • 四 超越的述語としての「存在」と「一」
  • 第六章 アリストテレス哲学の諸問題
  • I 「第三の人間」論 イデア論批判の一問題
  • II 「範疇論」真作性の問題
  • III 「至福者の島」思想 初期作品の一問題
  • あとがき
  • 使用文献表
  • 主要訳語表

製品情報

製品名 アリストテレス哲学の研究 その基礎概念をめぐって
著者名 著:牛田 徳子

著者紹介

著:牛田 徳子(ウシダ ノリコ)

1931年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。
著書に、『アリストテレス哲学の研究』『観想と実践』(共編)など、
訳書に、アリストテレス『政治学』などがある。

オンライン書店で見る