「耳あたりのいいニュースには、必ず、裏がある」 本城雅人の最新刊『オールドタイムズ』から、 【第4章「法の番人」】を無料お試し読み切り版として特別配信! テレビの制作会社を経て、新進気鋭のウェブニュース社に転職した茂木和己は、運転操作ミスで事故を起こした東京高裁判事の事件を調べていた。SNS上では認知症の「逆転判事」と叫ばれている渦中の判事は、過去に出した判決の妥当性にも疑いの目が向けられていた。 子供の虐待疑惑について無罪判決を受けたシングルマザーの元にも言われなき誹謗中傷が届いていることに同じく母子家庭で育った茂木は心を痛め、事故の真相を突き止めようと、数年ぶりにある男の元へ向かうーー。 新聞やテレビ、大手マスコミで語られることのない真実。 出来たばかりのネットメディアだから。俺たち、忖度なし! 見極めろ。フェイクニュースの裏側を。弱小メディアが一発逆転、ニュースサイト界の覇権をとる!
©Masato Honjyo 2020
湯けむり食事処 ヒソップ亭
秋川 滝美
あきらめません!
垣谷 美雨
チャンスは三度ある(上)
柴田 錬三郎
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占い師オリハシの嘘
なみあと
1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、産経新聞浦和総局を経て、その後サンケイスポーツで記者として活躍。退職後、2009 年、『ノーバディノウズ』が第 16 回松本清張賞候補となり、デビュー。同作で第1回サムライジャパン野球文学賞を受賞。2015年、『トリダシ』が第18回大藪春彦賞候補、第37回吉川英治文学新人賞候補となる。2017年、『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞する。他の著書に『スカウト・デイズ』『球界消滅』『希望の獅子』『英雄の条件』『嗤うエース』など。