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黒い結婚 白い結婚
クロイケッコンシロイケッコン

結婚――それは人生の墓場か、パラダイスか? 古今東西の解けない謎ともいえる「結婚」に、人気作家7名が迫ります。ダークサイドから見た〈黒い結婚〉と、ハッピーサイドから見た〈白い結婚〉。白黒両面から見た結婚の裏と表、たっぷりお届けします。
黒い結婚
窪美澄 「水際の金魚」
深沢潮 「かっぱーん」
木原音瀬 「愛の結晶」
中島京子 「家猫」
白い結婚
森美樹 「ダーリンは女装家」
瀧羽麻子 「シュークリーム」
成田名璃子 「いつか、二人で。」
Misumi Kubo/Ushio Fukazawa/Narise Konohara/Kyoko Nakajima/Asako Takiwa/Miki Mori/Nariko Narita
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書誌情報
紙版
発売日
2020年06月11日
ISBN
9784065200360
判型
A6
価格
定価:792円(本体720円)
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年06月11日
JDCN
06A0000000000216373M
初出
2017年3月に小社より刊行された単行本を文庫化したもの。
著者紹介
中島京子(なかじま・きょうこ) '64年東京都生まれ。2003年『FUTON』でデビュー。'10年『小さいおうち』で直木賞受賞、'14年『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花賞受賞。他の著者に『かたづの!』『長いお別れ』『彼女に関する十二章』など。
著: 窪 美澄(クボ ミスミ)
窪美澄(くぼ・みすみ) '65年東京生まれ。2009年「ミクマリ」でR-18文学賞を受賞しデビュー。'11年『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞受賞、'12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞受賞。他の著書に『アニバーサリー』『よるのふくらみ』『アカガミ』など。
木原音瀬(このはら・なりせ) '95年『眠る兎』でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しく鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は話題となった。他の著書に『あいの、うた』『秘密』『さようならと、と君は手を振った』など多数。
深沢潮(ふかざわ・うしお) '66年東京都生まれ。2012年「金江のおばさん」でR-18文学賞受賞。'13年『ハンサラン 愛する人びと』でデビュー。他の著者に『ランチに行きましょう』『ひとかどの父へ』『緑と赤』『ママたちの下克上』など。
成田名璃子(なりた・なりこ) '75年、青森県生まれ。2011年「やまびこのいる窓」で電撃小説大賞を受賞、翌年デビュー。著書に『東京すみっこごはん』『不動産男子のワケあり物件』『幸せの青い贈りもの』など。
瀧羽麻子(たきわ・あさこ) '81年兵庫県生まれ。2007年『うさぎパン』でダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞。他の著書に『左京区七夕通東入ル』『花嫁の花』『ハローサヨコ、きみの技術に敬服するよ』など。
著: 森 美樹(モリ ミキ)
森美樹(もり・みき) '70年埼玉県生まれ。'95年『十六夜の行方』で講談社X文庫ティーンズハート大賞佳作を受賞し、デビュー。'13年「朝凪」でR-18文学賞読者賞受賞。他の著書に『主婦病』『幸福なハダカ』など。