江戸で部屋さがし

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江戸で部屋さがし

エドデヘヤサガシ

江戸の暮らしは、どのようなものだったでしょうか。江戸時代の当時の資料は火災などでほとんど失われているため、はっきりとはわかりません。本書は、残された数少ない資料にあたり、当時の住居や暮らしについて絵と文で表したものです。

進行はフィクション仕立て。町人の家へは江戸へ三味線を教えにきた若い女性が、武士の家へは参勤中の殿のお供で江戸に来た若い武士が、それぞれ見て回るという設定です。

江戸の町家と武家の人々と、間取りの本。あなたはどの家に住みたいですか?

第一章 町人
江戸へ、菊香深川に着く
一 裏長屋
二 裏長屋の住人 職人
三 裏長屋の住人 商家
四 裏長屋の住人 自由人
五 江戸の女たち
六 裏店住まいの女
七 表店 商家
八 大店と越後屋
九 上商家と暮らし
十 町と大家
十一 貸店いろいろ

第二章 武家
真二郎、江戸参勤
一 直参と拝領屋敷
二 下級武士の組屋敷
三 中級武士・旗本の家
四 武家屋敷の特色 座敷
五 武家屋敷の特色 夫人棟と水回り
六 書院と床の間とは
七 数寄屋
八 上級武家屋敷
九 大名、殿様の屋敷


ⒸHitomi Kikuchi

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書誌情報

紙版

発売日

2022年05月19日

ISBN

9784065170779

判型

A5

価格

定価:2,200円(本体2,000円)

ページ数

128ページ

シリーズ

The New Fifties

電子版

発売日

2022年05月18日

JDCN

06A0000000000490161B

著者紹介

著・絵: 菊地 ひと美(キクチ ヒトミ)

江戸衣装と暮らし研究家。衣装デザイナーを経て、早稲田大学の一般講座や江戸東京博物館で10年間学びつつ、著作活動(文と絵)に入る。2002年から始まった日本橋再開発に作品が起用された。2004年国立劇場より制作依頼を受けて描いた『伝統芸能絵巻』全4巻(10メートル)は、海外2カ国の国立美術館(ローマ・ブタペスト)で3カ月間展覧。2008年には、丸善・丸の内本店にて同絵巻の国内初披露を含む個展を開催。現在は絵本を含む著作を中心に活動中。著書に『江戸衣装図絵 武士とと町人』『江戸衣装図絵 奥方と町娘たち』(ちくま文庫)、『江戸の暮らし図鑑 女性たちの日常』(東京堂出版)、『お江戸の結婚』(三省堂)ほか多数。

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