エンジェルズ・アイ　ブック＆ＣＤ

絵本とCDの特製ケース入りセット
近年音楽にもその才能の場を拡げる山本氏が、今度は音楽（CD）と絵物語（絵本）のメディアミックスにより、「聖なる夜の過ごし方」を提案いたします。古くから各地に伝わるノエルや讃美歌、子守歌。聖なるひとときに聴きたい珠玉の歌・22曲を山本氏が選び、波多野睦美・EPO・ヤドランカの三人が優しい愛をこめて歌います。同時に山本氏は曲の楽譜をモティーフに銅版画を制作しました。キリスト生誕の物語を絵で奏でました。

聖なるひとときの物語が聴こえてくる22曲の《楽譜絵》とユーモアあふれるエッセイ

この絵本に収めた22曲は、世界各地で歌い継がれてきた身体になじむ曲ばかりです。テーマはキリスト生誕の物語にしましたが、さまざまな言葉の子守歌や祈りの歌も随所にはさみこみました。天使が歌ったり、鳥がマリア様にやさしく語りかけているようにも聴こえたからです。そしてその世界を、まるで天使が画面を飛びながら見ているような、天使の視点（エンジェルズ・アイ）で描きました。描かれた音符と歌詞を見ながら、自然に歌を身体に入れてほしいと思っています。1曲の歌が歌われているほんの短い時間、見開きのページをながめて下さるように、歌詞にあった絵も組みあわせてみました。1曲でも覚えるときっと楽しい鼻歌時間が持てると思います。いい気分が持続されることを祈ってお届けします。――山本容子（序文より）