世界史への扉

講談社学術文庫
セカイシヘノトビラ
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世界史への扉
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内容紹介

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目次

  • 序 世界史をかんがえる
  • 1 時代をよむ
  • 智恵のリンゴは苦かった/人類文明の源流はどこに/古代の魅惑と偉大な教師たち/紀元前から紀元の時代へ/古代からのメッセージ/歴史における連続と断絶/中世というあいまいな言葉/南北と東西と/海をわたり異世界へ/海の世界史像をもとめて/希望を共有する世界/いくつものルネサンス/噴火と革命のあいだに/グローバル化時代の歴史叙述/世界史の同時性をもとめて/咲き競う首都の世紀/モンゴルの登場と世界史の同時代化/ヨーロッパの登場とその波紋/国際経済の大規模化と主役の交代/鎖国の大流行/最後の幸福な夢の時代/開国の機会を逃した日本/侵略の戦火と革命の嵐/通商条約のラッシュ/侵略と繁栄の世紀末/二つのおわりとはじまりと/見える歴史と見えない歴史
  • 2 事件をよむ
  • 世界史の悪しき同伴者・疫病/侏儒の王国――異形にやどる英知/踊り狂う集団――南イタリアの舞踏病/細菌学と公衆衛生/からだ、どう考えますか?/古代の百科全書派・プリニウス/ローマ帝国を襲った風雲児・アッティラ/悪魔伝説をもつ教皇・シルヴェステル二世/「カノッサの屈辱」/王妃アリエノールの舞台/ユーラシア大陸の旅人たち/世界史の荒波にもまれた知識人/冒険と挑戦/モザイクの小宇宙/バイユーのタピスリー/厄災が空から降ってくる/中世貴族の不敵な笑み/宮廷社会のよみがえり/広間の愉悦――一七世紀フランスのサロン/「聴く」から「書く」へ/神判・自力救済・追放――中世ヨーロッパの罪と罰/法の保護外の人びと――ヨーロッパのアウトロー/贅沢が世界をうごかす/戦争と条約のいたちごっこ/二つの植民地統治/第一回ロンドン万国博覧会――「万国博の世紀」の開幕/時間の短縮、空間の圧縮

製品情報

製品名 世界史への扉
著者名 著:樺山 紘一
発売日 2011年08月11日
価格 定価:968円(本体880円)
ISBN 978-4-06-292065-0
通巻番号 2065
判型 A6
ページ数 264ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 原本「地域からの世界史 第19巻 世界史への扉」は、1992年に朝日新聞社より刊行された。

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