内容紹介
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目次
- 序 章
- シャルダンの伝記とその意味/フランス──「太陽王」の世紀/イギリス──二度の革命の時代/ペルシア──イスファハーンの栄華/インド──ムガル朝の時代/誕生と幼少時代のシャルダン
- 第一章 「東方」への旅 冒険商人シャルダン
- 旅の始まり/一度目の旅とペルシア王との出会い/イスファハーンとの出会い/インド、そして旅の終わり/つかの間のパリ/新たな契約/二度目の旅の始まり/イスタンブルにて──フランス人意識/イスタンブルにて──ギャランとの出会い/ミングレリアでの冒険/イスファハーン到着/ナージルとの商談/カレとの出会い/グルロとの喧嘩別れ/インドへの渡航の試み/イスファハーンでの生活/シャルダンと女性/インドでのシャルダン/スーラトでの会社解散
- 第二章 もう一つの世界ペルシア 旅行記作家シャルダン
- シャルダンの出版計画/「決定版」の中身/「百科全書」と宗教家シャルダン/ペルシアにおける少数派の宗教/ゾロアスター教徒とユダヤ教徒/イスファハーンに住むインド系の人々/アルメニア教会の人々/グルジア系の人々/多様な宗教と言語、エスニシティー
- 第三章 近くて遠い国イギリスへ 勲爵士シャルダン
- 帰国の日付のミステリー/一六八〇年のフランス/帰国早々のロンドン行き/王立協会の誘い/タヴェルニエとシャルダン/アンリ・ド・ジュステル/結 婚/イギリスへの移住/受 爵/帰 化/王立協会への入会/イーヴリンとの交流/東インド会社への加入/取締役選挙の怪/アルメニア商人との連携/レスター・フィールドとグリニッジ/ターナム・グリーン──終の棲家/ユグノーの援助者シャルダン
- 第四章 ロンドンとマドラスの間 シャルダンの後半生
- 「小さな発見」/弟との会社設立/弟夫妻との通信/手紙の実際/「シャルダン商会」の貿易/家族と妻の死/ダニエルのイギリス帰還問題とシャルルのインド行き/ダニエル帰国せず/シャルルの不始末/六人の子供たち/ダニエルとの諍い
- 終 章
- 遺言状/絵の中のシャルダン/義妹への最後の手紙/彼は旅することで名をなした/ヨーロッパとイスラーム世界、そのイメージの転換/裏返った合わせ鏡
- おわりに
- 学術文庫版あとがき
製品情報
製品名 | 冒険商人シャルダン |
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著者名 | 著:羽田 正 |
発売日 | 2010年11月12日 |
価格 | 定価:1,210円(本体1,100円) |
ISBN | 978-4-06-292020-9 |
通巻番号 | 2020 |
判型 | A6 |
ページ数 | 352ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 原本は、「勲爵士シャルダンの生涯-17世紀のヨーロッパとイスラーム世界」として、1999年に中央公論新社より刊行された。 |