カラー版 東京の森を歩く

講談社現代新書
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  • 電子あり
カラー版 東京の森を歩く
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内容紹介

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目次

  • 序章  東京の自然の特徴
  • 第1章 東京低地の森
  • 吉宗が象を飼い、サトウキビを栽培した「浜離宮の森」/関東大震災で二万人の命を守った「清澄庭園の森」/鳥たちの楽園「東京港野鳥の森公園の森」/古利根の水路や河川沿いに広がる「水元公園の森」
  • 第2章 武蔵野台地東部の森
  • 江戸三〇〇年の歴史を語る「皇居・東御苑の森」/徳川吉宗が作ったサクラの名所「飛鳥山公園の森」/イチョウの精虫を発見した「小石川植物園の森」/柳澤吉保が造成し、愛した「六義園の森」/都心に残された桜の園「新宿御苑の森」/大都会を潤す「明治神宮の森」/自然の営みを記録しつづける「自然教育園の森」/樹木の見本園「林試の森公園の森」/樹形が美しい「石神井公園の森」/神田川の水源「井の頭公園の森」
  • 第3章 武蔵野台地西部の森
  • 多様な姿を見せる「神代植物公園の森」/都内有数のサクラの名所「小金井公園の森」/春の息吹を実感する「野川と国分寺崖線の森」/武蔵国分寺跡と湧水「武蔵国分寺の森」/古い歴史に彩られた「府中市大國魂神社の森」
  • 第4章 武蔵野台地と奥多摩をつなぐ「丘陵部の森」
  • トトロの森のモデルとなった「八国山の森」/里山の自然が残されている「横沢入の森」
  • 第5章 東京の山地・奥多摩の森
  • 保護されつづけた自然が残る大霊山「高尾山の森」/修験者が集う信仰の山「御岳山の森」/東京都民の水がめ「水源林の森」/二種のブナの自然林をまぢかに見る「三頭山の森」
  • 終章 守り・育て・創られている森
  • 江戸の人びとの生活風景が残る「柳窪の森」/多くの人の熱意で大事に守り育てられている「一橋大学の森」/東京湾で進行中の壮大な森造成計画「海の森」

製品情報

製品名 カラー版 東京の森を歩く
著者名 著:福嶋 司
発売日 2017年03月15日
価格 定価:1,078円(本体980円)
ISBN 978-4-06-288420-4
通巻番号 2420
判型 新書
ページ数 256ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:福嶋 司(フクシマ ツカサ)

一九四七年、大分県生まれ。広島大学大学院博士課程修了。東京農工大学大学院教授、副学長を経て、現在、東京農工大学名誉教授。理学博士。専門は植生管理学。主な著書に、『いつまでも残しておきたい日本の森』(リヨン社)、『森の不思議 森のしくみ』(家の光協会)、『植生管理学』(編著)『図説日本の植生』(共編著)(以上、朝倉書店)などがある。

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