内容紹介
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目次
- はじめに
- 第一章 「神社」の誕生──古代律令制国家の模索
- 1 日本の律令制と神社は双生児である
- 2 官国幣社制と神仏習合
- 3 日本古代の宗教
- 第二章 「隔離」にもとづく「習合」──「神道」の成立
- 1 顕密体制と神国思想
- 2 二十二社・一宮制と中世の神社
- 3 吉田神道の成立とキリスト教の伝来
- 第三章 近世国家と民衆──「神道」論の新たな展開
- 1 幕藩制国家の成立とキリシタン
- 2 宗教統制の実態
- 3 儒学的「神道」論の発展
- 4 国学そして国体論
- 第四章 宗教と非宗教のあいだ──「国家神道」をめぐって
- 1 明治維新と祭政一致
- 2 「信教の自由」論争
- 3 帝国日本を支えるイデオロギー
- 第五章 戦後日本と「神道」──民族の「自画像」
- 1 戦後における宗教構造の変容
- 2 柳田「神道」論の問題点
- 3 戦後史のなかの柳田「神道」論
- むすびに
製品情報
製品名 | 「神道」の虚像と実像 |
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著者名 | 著:井上 寛司 |
発売日 | 2011年06月17日 |
価格 | 定価:1,100円(本体1,000円) |
ISBN | 978-4-06-288109-8 |
通巻番号 | 2109 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 272ページ |
シリーズ | 講談社現代新書 |