走れメロス 太宰治短編集

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電子あり

走れメロス 太宰治短編集

ハシレメロスダザイオサムタンペンシュウ

青い鳥文庫

暴君ディオニスを殺そうとして死刑を言いわたされたメロスは、妹の結婚式に出るために、親友のセリヌンティウスに身代わりになってもらう。「3日以内に戻ってくる。」という約束のもと、40キロはなれた家へ向かったのだが、再び市へと戻るべく走るメロスの前に、次々と困難がおそいかかる--。表題作のほか、「ろまん燈籠」「黄金風景」「新樹の言葉」「葉桜と魔笛」「善蔵を思う」「佳日」の全7編を収録。


暴君ディオニスを殺そうとして死刑を言いわたされたメロスは、たったひとりの妹の結婚式に出るために、親友のセリヌンティウスに身代わりになってもらう。
「3日以内に戻ってくる。」という約束のもと、40キロはなれた家へ向かったのだが、再び市へと戻るべく走るメロスの前に、次々と困難がおそいかかる--。
命をかけた友情を描いて日本文学の名作とうたわれる表題作のほか、「ろまん燈籠」「黄金風景」「新樹の言葉」「葉桜と魔笛」「善蔵を思う」「佳日」の全7編を収録。

<小学上級から すべての漢字にふりがなつき>


目次

「走れメロス」
「ろまん燈籠」
「黄金風景」
「新樹の言葉」
「葉桜と魔笛」
「善蔵を思う」
「佳日」

書誌情報

紙版

発売日

2017年02月09日

ISBN

9784062856096

判型

新書

価格

定価:770円(本体700円)

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社青い鳥文庫

電子版

発売日

2017年03月10日

JDCN

0628560900100011000Y

初出

本書は「太宰治全集」(筑摩書房刊)を底本に、ふりがなをつけ、新かなづかい、現代表記にあらため、文章を読みやすくしたものです。

著者紹介

作: 太宰 治(ダザイ オサム)

太宰治 1909年、青森県に生まれる。本名、津島修治。青森中学校を経て弘前高等学校を卒業。中学校時代から作家を志し、小説を書く。1930年、東京大学仏文科に入学。井伏鱒二氏を訪ね、師事する。1933年、同人誌「海豹」創刊号に「魚服記」を発表、注目される。1936年、第一創作集『晩年』を刊行。1940年、『女生徒』で第4回北村透谷記念文学賞牌を受ける。1948年、『人間失格』を書き、38歳で死去。おもな作品に「ダス・ゲマイネ」「新釈諸国噺」「ヴィヨンの妻」「斜陽」「桜桃」などがある。

編: 西 加奈子(ニシ カナコ)

西加奈子 1977年、イランのテヘラン市生まれ。カイロ、大阪で育つ。2004年『あおい』でデビュー。2007年、『通天閣』で第24回織田作之助賞受賞。2013年、『ふくわらい』で第1回河合隼雄物語賞受賞。2015年、『サラバ!』で第152回直木賞を受賞した。ほかの著書に『さくら』『しずく』『炎上する君』『白いしるし』『円卓』『漁港の肉子ちゃん』『舞台』『まく子』などがある。

絵: 浅見 よう(アサミ ヨウ)

浅見よう コミックのほか、ゲーム制作も手がける。おもなコミック作品に「まおゆう魔王勇者」シリーズ(エンターブレイン)、「掟上今日子の備忘録」シリーズ(講談社)などがある。

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