初恋は清く、せつなく、美しく…… ――初恋文学の日本代表です!―― 「初恋」は清く、せつなく、美しいもの――。日本の文学史上に燦然(さんぜん)と輝く2作品を、牧村久実先生の挿絵で。 伊豆を旅する旅回りの踊り子と、一人の男子学生の淡い初恋を描いた『伊豆の踊子』。もうすぐ都会の学校へ行ってしまう政夫と、いとこの民子の一途な思いを描いた『野菊の墓』。 時間がたってもけっして色あせない、初恋の物語を2編収録。 ※小学上級から