現代から戦国時代へと時空を飛んでしまった竜胆(りんどう)、三香、薫子(かおるこ)の3人組は、伊賀忍者の生き残りだという霧生丸(きりゅうまる)らと出会ったことで、時の最高権力者・織田信長と敵対することに。信長の本拠地・安土城へと足を踏み入れたことで、彼女たちに想像もしなかった死と隣り合わせの危険が次々とふりかかってくるのだったが、ついにはなればなれになった3人は、自力でなんとかしようと奮闘する……。
高知県生まれ。児童文学作家。『風のラヴソング』で日本児童文学者協会新人賞、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。『あした、出会った少年』で日本児童文芸家協会賞を受賞。著書に「忍剣花百姫伝」シリーズ、『竜神七子の冒険』などがある。