クラスメイトと安土城址をトレッキング中に、竜胆はいきなり謎の男に刃物をつきつけられてしまう。幽霊が出るってうわさは、本当だった!? 恐いと思いながらも、竜胆は背負い投げで対抗。しかし、対する相手も鮮やかに身をかわし、自らを伊賀忍者だとなのるのだった。忍者おたくの親友・三香は大喜びするが、それも束の間、その後に予想もしなかった展開が彼女たちを待ち受けていた!
高知県生まれ。児童文学作家。『風のラヴソング』で日本児童文学者協会新人賞、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。『あした、出会った少年』で日本児童文芸家協会賞を受賞。著書に「忍剣花百姫伝」シリーズ、『竜神七子の冒険』などがある。