内容紹介
“領地を治め米の収穫を増やし家庭を守っていたいのに配下を連れて出陣しなければならぬとは”“戦乱を利用すれば琵琶湖の魚を高値で売りさばく絶好の機会が”“紙商人になりすまし掟破りの交易で荒稼ぎ”――たとえ戦に巻き込まれても、よりよい暮らしを求めて必死にしぶとく生き抜く人々を描いた傑作戦国短編集。(講談社文庫)
戦国に暮らすのは大変だ。
乱世には、乱世の生き方がある。
“領地を治め米の収穫を増やし家庭を守っていたいのに配下を連れて出陣しなければならぬとは”“戦乱を利用すれば琵琶湖の魚を高値で売りさばく絶好の機会が”“紙商人になりすまし掟破りの交易で荒稼ぎ”――たとえ戦に巻き込まれても、よりよい暮らしを求めて必死にしぶとく生き抜く人々を描いた傑作戦国短編集。
●魚棚小町の婿
●八風越え
●一所懸命
●渡れない川
●一陽来復
●となりのお公家さん
目次
- 魚棚小町の婿
- 八風越え
- 一所懸命
- 渡れない川
- 一陽来復
- となりのお公家さん
製品情報
製品名 | 一所懸命 |
---|---|
著者名 | 著:岩井 三四二 |
発売日 | 2012年02月15日 |
価格 | 定価:713円(本体648円) |
ISBN | 978-4-06-277189-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 320ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2007年1月に小社より刊行されたもの。 |