内容紹介
ようこそ、裏本格の世界へ――(歌野晶午)
本格ミステリ大賞二度受賞作家による処女短編集を、新装版で。
彼女が勤めに出たのは、このままでは姑を殺してしまうと思ったからだった――。夫を亡くした妻が姑という「他人」に憎しみを募らせるさまを描く(表題作)。猫のように性悪な恋人のため、会社の金を使い込んだ青年。彼に降りかかった「呪い」とは(「猫部屋の亡者」)。全七編収録。鬼才初の短編集を、新装版で。
※本書は、1996年9月に講談社ノベルス、2000年1月に当文庫の一冊として刊行した作品の新装版です。
製品情報
製品名 | 新装版 正月十一日、鏡殺し |
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著者名 | 著:歌野 晶午 |
発売日 | 2011年12月15日 |
価格 | 定価:792円(本体720円) |
ISBN | 978-4-06-277113-9 |
判型 | A6 |
ページ数 | 368ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 1996年9月に講談社ノベルス、2000年1月に当文庫の一冊として刊行した作品の新装版。 |