
マイページに作品情報をお届け!
新世界より(上)
シンセカイヨリジョウ
- 著: 貴志 祐介

1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。 (講談社文庫)
第29回日本SF大賞受賞 第1位
ここは病的に美しい日本(ユートピア)。
子どもたちは思考の自由を奪われ、家畜のように管理されていた。
手を触れず、意のままにものを動かせる夢のような力。その力があまりにも強力だったため、人間はある枷を嵌められた。社会を統べる装置として。
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2011年01月14日
ISBN
9784062768535
判型
A6
価格
定価:968円(本体880円)
ページ数
488ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2012年09月28日
JDCN
0627685300100011000P
初出
2008年1月に小社より単行本として刊行され、2009年8月にノベルス版として刊行されたもの。