ハリー・ポッターの大ヒットを生んだ強かな戦略!!
ハリポタの世界的成功の源流は日本のサブカルチャーにあった。
「ファンタジー」を文学だけでなくビジネス・キーワードとして捉え直し、その可能性を検証する!
ハリポタの記録的な大ヒットは、決して偶然ではなかった。日本のテレビゲームやアニメやマンガというサブカルチャーが、世界中に浸透し人気を得ていた現状を、もっとも的確に、しかも巧みに活字世界に置き換えた作者の企みが成功したのだ。ファンタジービジネスの鉱脈は、まだまだ膨大で、十分には掘り起こされてはいない。それを掘り出し、アレンジして商品化する才覚が、いまこそ求められているのだ。
『千と千尋の神隠し』が欧米で高い評価を得ているように、活字メディアでも日本独自のファンタジーや物語世界の創造が可能であろう。海外の作品の翻訳でベストセラー化を狙うだけではなく、意欲的で新しいファンタジーの創造に向かうチャンスでもある。
<あのハリー・ポッターがなぜ売れた>
●驚異の大ベストセラーシリーズ
●メディアのマジックとトリック
●すばらしい翻訳という神話
●悪の枢軸とハリー・ポッター
●対決!ポケモンとハリポタ
●ハリー、没個性の主役
●RPGとしてのハリポタ
●マンガの中のファンタジー
●源流は日本のサブカルだった!
●ファンタジービジネス成功の法則
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