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安岡正篤 人生を拓く
ヤスオカマサヒロジンセイヲヒラク
- 著: 神渡 良平

先賢の智慧と名言!!
歴代の宰相が争って師事した巨人!!
吉田茂をはじめとする8人の宰相の指南役を務め、政・財・官の指導者教育に力を注ぎ、古今東西の聖賢の智慧と人倫の道をわかりやすく説いた、安岡正篤の帝王学と思想!!
安岡の本が読まれるのは、歴代宰相の指南役だったからか。あるいは、財界の大物がこぞって帝王学を学んだというからか。または、和漢の古典の解釈が、読者に知的満足を与えるからなのか。私はいずれも正鵠(せいこく)を得ていないと思う。バブル経済によって浮かれ立ち、酔生夢死(すいせいむし)のような人生を送っていることに気付かなかった日本人が、バブル崩壊以後の10年を超す平成不況で、塗炭(とたん)の苦しみを得て初めて、調子に乗り過ぎて、大切な人倫の道をも踏み外していたことに気が付いた。そこに始まった自問自答や試行錯誤が、安岡の本を取らせ、再び天理や人生の大道について考えさせるようになった。深い問題意識があるから、人々は安岡の本を読み、膝を叩いて、「ああ、そうか、そういうことだったのか!」と、大いなる覚醒を得る。
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目次
第1章 運命を拓く
第2章 人物をつくる
第3章 喜神を含む
第4章 下坐に生きる
第5章 心耳を澄ます
書誌情報
紙版
発売日
2001年09月20日
ISBN
9784062720922
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社+α新書
電子版
発売日
2011年11月18日
JDCN
0627209200100011000N