夜の怪物たちと少年のあくなき闘い!
宮島レイ、12歳。母親は有名な吸血鬼画家、ミラルカ。ふたりきりの生活だけれど、仲良く幸せに暮らしていた。ところが、ミラルカは彼の前から忽然と姿を消してしまった……。そんなある日、3人の刑事が彼女の消息を尋ねにやってくる。とある殺人現場に、彼女の絵の切れ端が落ちていたという。なんと、国際的な陰謀に捲きこまれたかも知れない! 母さんはヨーロッパに? 助け出せるのはぼくだけだ! ところが、レイに残されたのは、たった一冊の幻の画集。鍵を握るのは、不思議な少女。
異国への旅に踏み切るレイを、追ってくるのは国際警察? それとも闇の異形たち? 妖しくも美しい国から国へ、スリルとホラーとサスペンスの冒険がはじまる……!
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