内容紹介
店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商う「旗師」宇佐見陶子。彼女が同業の橘薫堂(きくんどう)から仕入れた唐様切子紺碧碗は、贋作だった。プロを騙す「目利き殺し」に陶子も意趣返しの罠を仕掛けようとするが、橘薫堂の外商・田倉俊子が殺されて、殺人事件に巻き込まれてしまう。古美術ミステリーの傑作長編。(講談社文庫)
店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商う「旗師」宇佐見陶子。彼女が同業の橘薫堂(きくんどう)から仕入れた唐様切子紺碧碗は、贋作だった。プロを騙す「目利き殺し」に陶子も意趣返しの罠を仕掛けようとするが、橘薫堂の外商・田倉俊子が殺されて、殺人事件に巻き込まれてしまう。古美術ミステリーの傑作長編。
製品情報
製品名 | 狐罠 |
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著者名 | 著:北森 鴻 |
発売日 | 2000年05月12日 |
価格 | 定価 : 本体770円(税別) |
ISBN | 978-4-06-264854-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 520ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | ’97年5月小社より単行本として刊行された。 |