海から見た日本人-海人で読む日本の歴史

講談社選書メチエ
ウミカラミタニホンジン
海から見た日本人-海人で読む日本の歴史
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 序章 和洋洋折衷の島 小笠原から
  • 第一章 ホモ・サピエンスと日本列島
  • 1 人類の起源と最初の移動
  • 2 日本人の起源論争
  • 3 近年の見解
  • 4 日本語の系譜
  • 5 「日本人」をどう考えるか
  • 第二章 海を越える黒い石と白い貝
  • 1 人類の海上渡航
  • 2 海を越える黒い石
  • 3 日本列島と黒曜石
  • 4 海を渡った貝
  • 5 南太平洋のイモガイ製腕輪
  • 6 旅というハビトゥス
  • 第三章 海を渡ってきた稲
  • 1 海を越えた稲
  • 2 稲の遺伝子、ヒトの遺伝子
  • 3 弥生時代の景観
  • 4 倭の水人
  • 5 倭人の心象風景
  • 第四章 海人の比較考古学
  • 1 海を越える人々
  • 2 海人の民族考古学
  • 3 日本古代の海人
  • 4 海人という生き方
  • 第五章 海を越える魂
  • 1 魂を運ぶ舟
  • 2 東南アジアにおける船のシンボリズム
  • 3 海辺の聖地
  • 4 星の航海士
  • 5 儀礼としての航海
  • 第六章 海人列島残照
  • 1 海人列島
  • 2 琉球から
  • 3 海人文化ルネサンス
  • おわりに
  • 引用文献
  • 索引

製品情報

製品名 海から見た日本人-海人で読む日本の歴史
著者名 著:後藤 明
発売日 2010年04月10日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-258463-0
通巻番号 463
判型 四六
ページ数 258ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:後藤 明(ゴトウ アキラ)

1954年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程・ハワイ大学人類学学部大学院博士課程修了。同志社女子大学現代社会学部教授を経て、南山大学人文学部教授・同大学人類学研究所所長。専攻は海洋人類学および物質文化や言語文化の人類学的研究。著書に『海の文化史』(未来社)、『「物言う魚」たち』(小学館)、『南島の神話』(中央公論新社)、『海を渡ったモンゴロイド』(講談社選書メチエ)、『カメハメハ大王』(勉誠出版)などがある。