皇后の近代

講談社選書メチエ
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皇后の近代
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 第一章 近代皇后の誕生
  • 1 金剛石もみかすは
  • 2 一条美子の入内
  • 3 宮中改革
  • 第二章 皇后の仕事
  • 1 内廷夜話と金曜陪食
  • 2 皇后、国民の前に姿を見せる
  • 3 皇太子嘉仁の誕生
  • 第三章 宮中と西欧化の進展
  • 1 天皇と皇后の女性観
  • 2 皇室外交のかなめとして
  • 3 洋装化する皇后
  • 4 憲法発布と大婚二十五周年
  • 第四章 世代交代のきざし
  • 1 名宮嘉仁妃の選定と東宮結婚
  • 2 美子皇后伝説
  • 3 「婦人の社会的進出」
  • 第五章 寄り添う皇后 節子皇后
  • 1 明治の先代とは異なる二人
  • 2 天皇の病状発表へ 「健康」という価値
  • 3 慈善恩賞の府としての天皇制
  • 4 母子対立
  • 第六章 神ながらの道に邁進する節子皇后
  • 1 筧克彦の進講
  • 2 『神ながらの道』の世界
  • 3 宮中とキリスト教
  • 4 プロパガンダとしての「救癩」事業
  • 第七章 イデオロギーとしての母性
  • 1 天皇裕仁と良子皇后
  • 2 動員される皇后たち
  • 3 総動員体制
  • 4 「人間宣言」後
  • あとがき
  • 主要人名索引

製品情報

製品名 皇后の近代
著者名 著:片野 真佐子
発売日 2003年11月12日
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-06-258283-4
通巻番号 283
判型 四六
ページ数 234ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:片野 真佐子(カタノ マサコ)

1949年生まれ。お茶の水女子大学人間文化研究科博士課程修了。博士(人文科学)。大阪商業大学教授。日本近代史、近代天皇制を研究する。主な著書に、『孤憤のひと柏木義円』『近代天皇制の形成とキリスト教』などがある。