俺のこと、賭の道具にしていたんだ!?
麻生(あそう)から賭の話を聞かされた真紘(まひろ)。真紘を心配する笹崎は、久我と別れるよう忠告するのだが――。
研修期間を終え、正式なベルアテンダントとして働きはじめた秋本真紘は、麻生から、思わぬ事実を知らされた。
――俺を、賭の道具にしていたんだ!
これまでの仕打ちにショックを受けた真紘だが、自分の本当の気持ちを隠し、久我に挑戦的な言葉を投げつける。
一方、長生館(ちょうせいかん)の大家である笹崎が、下宿人の真紘の様子を心配して、突然ホテルに現れた。久我と真紘の関係を知った笹崎は……。
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