あいつにも、そんな声を聞かせるんだな!?銀行員の苦悩を描くトラブル・ロマンス第2弾!! 「言っただろう、これはお仕置きだって」椿本さんは、俺の胸についた赤い印を忌ま忌ましそうに睨んでいた。入行1年目の藤芝に任された取引先が、突然業績不振に陥った。その原因が林グループにあると聞き、直接林に怒りをぶつける藤芝。 親父(おやじ)に口を利いてやる──協力的な姿勢を見せる林の言葉で、すべてが解決に向かうと喜んだのも束の間、ある条件を求められ……。
8時50分・愛の決戦
3時から恋をする
午前0時・愛の囁き