内容紹介
ある日、作家の「私」に接触してきた真野と名乗る正体不明の男。彼が語る内容を小説にして欲しいと言うが。(「幽霊」)、学生時代の友人が語る、携帯が圏外になり思いもよらぬ人物が集う「村」の秘密。(「村」)、キャバクラの勤め終わりの女性を、家まで車で送り届けるドライバーは何を隠しているのか。(「確認」)など、どれもが読了後、虚実の有無をいやが応にも考えさせられるミステリアスな作品集。
製品情報
製品名 | 覆面作家 |
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著者名 | 著:大沢 在昌 |
発売日 | 2017年10月18日 |
価格 | 定価 : 本体1,400円(税別) |
ISBN | 978-4-06-220800-0 |
判型 | 四六変型 |
ページ数 | 258ページ |
初出 | 「幽霊」…「小説現代」2007年12月号、「カモ」…『冬の保安官』2017年1月/角川文庫、「確認」…「小説現代」2014年1月号、「村」…「小説現代」2009年11月号、「イパネマの娘」…「小説現代」2017年10月号、「大金」…「小説現代」2013年3月号、「覆面作家」…『迷 ―まよう―』2017年7月/新潮社、「不適切な排除」…『激動 東京五輪1964』2015年9月/講談社 |