折口信夫

文芸(単行本)
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折口信夫
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内容紹介

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目次

  • はじめに
  • 第一章 起 源
  • 第二章 言 語
  • 第三章 古 代
  • 第四章 祝 祭
  • 第五章 乞 食
  • 第六章 天 皇
  • 第七章 神
  • 第八章 宇 宙
  • 列島論
  • 詩語論
  • 後記 生命の劇場
  • 初出誌一覧と謝辞

製品情報

製品名 折口信夫
著者名 著:安藤 礼二
発売日 2014年11月26日
価格 定価:4,070円(本体3,700円)
ISBN 978-4-06-219204-0
判型 A5
ページ数 538ページ
初出 第一章から第八章までは、『群像』2012年5月号、8月号、11月号、2013年2月号、5月号、8月号、11月号、2014年2月号。第五章「乞食」の最終節(「乞丐相」)、第六章「天皇」の最終節(「翁の発生」)、第七章「神」の第二節(「憑依の論理」)は大幅に増補訂正。「翁の発生」には、『現代思想』2014年5月臨時増刊号「総特集 折口信夫」に発表した論考を組み込んだ。「列島論」の「国家に抗する遊動社会」と「折口信夫と台湾」は、『文學界』2014年1月号に「列島論」、『群像』2014年7月号に「山人論」として発表。「国家に抗する遊動社会」の後半部分は、新たに書き加えた。「詩語論」の「スサノヲとディオニュソス」は「ディオニュソスとスサノヲ」として『光源体としての西脇順三郎』(Booklet21、慶應義塾大学アート・センター、2013年)に発表。「言語と呪術」は、KAWADE道の手帖『井筒俊彦 言語の根源と哲学の発生』(河出書房新社、2014年)に発表した「呪術と神秘」を原型として全面的に改稿。「二つの『死者の書』」は「二つの宇宙論」として『ポー研究』第2・3号(合併号、2011年)に発表。

著者紹介

著:安藤 礼二(アンドウ レイジ)

1967年、東京都生まれ。文芸評論家、多摩美術大学美術学部准教授。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代は考古学を専攻する。出版社の編集者を経て、2002年「神々の闘争――折口信夫論」で群像新人文学賞優秀作を受賞、批評家としての活動をはじめる。2006年、折口の全体像と近代日本思想史を問い直した『神々の闘争 折口信夫論』(講談社)で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2009年には『光の曼陀羅 日本文学論』(同)で大江健三郎賞と伊藤整文学賞も受賞した。他に、『近代論 危機の時代のアルシーヴ』『場所と産霊 近代日本思想史』『祝祭の書物 表現のゼロをめぐって』などの著作がある。

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