市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像

内容紹介
第45回大宅壮一ノンフィクション賞・第12回新潮ドキュメント賞受賞! 「構造改革」「規制改革」という錦の御旗のもと、いったい何が繰り広げられてきたのか? その中心にはいつも、竹中平蔵の存在があった。“外圧”を使ってこの国を歪めるのは誰か? 郵政民営化など構造改革路線を推し進めた政治家・官僚・学者たちは、日本をどのような国に変えてしまったのか? 8年におよぶ丹念な取材からあぶり出すノンフィクション。
第45回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作品!
第12回新潮ドキュメント賞受賞作品!
「構造改革」「規制改革」という錦の御旗のもと、いったい何が繰り広げられてきたのか? その中心にはいつも、竹中平蔵というひとりの「経済学者」の存在があった。
“外圧”を使ってこの国を歪めるのは誰か? 郵政民営化など構造改革路線を推し進めた政治家・官僚・学者たちは、日本をどのような国に変えてしまったのか?
8年におよぶ丹念な取材からあぶり出された事実から描ききった、渾身のノンフィクション。
目次
- はじめに 「改革」のメンター
- 第1章 和歌山から東京へ
- 第2章 不意の転機
- 第3章 アメリカに学ぶ
- 第4章 仮面の野望
- 第5章 アメリカの友人
- 第6章 スケープゴート
- 第7章 郵政民営化
- 第8章 インサイド・ジョブ
- おわりに ホモ・エコノミカスたちの「改革」
製品情報
製品名 | 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像 |
---|---|
著者名 | 著:佐々木 実 |
発売日 | 2013年05月09日 |
価格 | 定価 : 本体1,900円(税別) |
ISBN | 978-4-06-218423-6 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 338ページ |
初出 | 『現代』(講談社)所収の「竹中平蔵 仮面の野望」(2005年12月~2006年2月号連載)、「竹中平蔵の罪と罰」(2008年12月~2009年1月号連載)、および『世界』(岩波書店)所収の「『金融革命家』の栄光と挫折 木村剛とは何者だったのか」(2010年10月・2011年1月号連載)、「郵政公社『資産売却』の闇 民営化ビジネスの虚実」(2009年10月号)をもとに、大幅に加筆・修正のうえ、単行本化したもの。 |
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