同和と銀行 三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録
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内容紹介
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目次
- はじめに
- 第一章 飛鳥会事件の深淵
- 「銀行本部の指示で……」
- 闇に葬られた銀行との蜜月
- 部落解放運動へ
- 駐車場利権の深層
- 『一三、八〇〇円』の時代
- 第二章 経済成長期の裏側で
- 銀行員になるんや
- 入行時の「格差社会」
- 情実と実力
- たたき上げ行員の出世
- 引き継ぎノート
- ドンの懐に飛び込む
- 第三章 アングラ取引の隆盛
- 入札のシステム
- 一打一五〇万円のパット
- 常務決裁を求めた緊急融資
- ヘリで運ばれた許永中関連株
- 偽米国財務証券事件
- 第四章 政財界との闇ネットワーク
- 貸金庫から見つかったピストル
- 小西が主催した社長週就任祝い
- 山一抗争の緊張
- 態度を急変させたマルサ
- 小西肝いりの建設会社
- 接待を受けた大阪国税局幹部は……
- 警察にも及んだ威勢
- 高級車「代金」の振り込み
- ビルのなかに道路を通した
- 第五章 企業用心棒として
- ドンの夜の伴
- 銀行のルール、小西のルール
- 大和銀行と岸組
- ミナミの暴れん坊
- サウナ「あすか」という社交場
- 持ちつ持たれつ
- 住銀との融資合戦
- 第六章 華やかな舞台の楽屋裏
- 芸能界との接点
- 勝新夫妻が参列した葬儀
- 形骸化したしきたり
- 梅田スカイビルの"ゴミ利権"
- セコム創業者との意外な関係
- 第七章 バブルに浮かれた者たちの末路
- 興銀を手玉に取った尾上縫
- 「神様のお告げ」
- 「縫の会」の結成
- 「銀行を儲けさせただけやないか」
- プロジェクト開発室とナショナルリース
- 木津信組乱脈経営の遠因
- 検察のタニマチの役割
- 阪急延伸計画の頓挫
- 得体の知れない会社
- 片福連絡線建設の裏工作
- 沙汰やみになった捜査
- 第八章 どぶに捨てた八〇億円
- 銀行側の裏切り
- 「捨てるのだから触るな」
- エリート行員「排ガス
製品情報
製品名 | 同和と銀行 三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録 |
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著者名 | 著:森 功 |
発売日 | 2009年09月04日 |
価格 | 定価:1,870円(本体1,700円) |
ISBN | 978-4-06-215688-2 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 274ページ |
初出 | 『月刊現代』(2008年11月号、12月号)に掲載された「同和と銀行 三菱東京UFJの闇」(前・後編)に、大幅な加筆・修正がなされて完成した。 |