
戦後六十年 語り残す戦争体験
センゴロクジュウネンカタリノコスセンソウタイケンワタシタチノイショ
- 監: 日野原 重明 ,
- 編: 二〇〇五年度「新老人の会」

「二度と戦争を起こさないために、いま、できることは、戦争を知らない世代に語り残すことです」――日野原重明
戦後60年、忘れまい戦争!
1941年12月8日のハワイ・真珠湾攻撃に始まり、日本はのっぴきならない戦争に突入していくことになりました。「新老人の会」の会員は、まさにこの時代と真正面から向きあって生きてきた方々です。そのお一人お一人に戦争体験があります。それはその方だけがもつ体験であり、こころの奥にわだかまっている深い思いは、何びとにも共有するのは不可能との思いから、黙したままでおられる方も少なくないかもしれません。しかし、私たちの一つ一つの戦争体験は、後世の人たちへの「語り残す遺書」として記録しておかなければならないのです。――日野原重明
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 戦地と戦場
第2章 「銃後」とは名ばかり
第3章 「お赤飯」と残飯
第4章 忘れられない秘話
第5章 共生へ、平和へ
終章 日野原重明「私の戦争体験」
書誌情報
紙版
発売日
2005年07月28日
ISBN
9784062130127
判型
四六
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
238ページ