内容紹介
呉服屋の息子が親殺しの罪ではりつけを申し渡された。美貌の内儀(おかみ)が紋蔵に助けを求めてきたが……。
臭う、この相談事にはからくりが。
●「物書同心居眠り紋蔵」登場人物
・藤木紋蔵――南町奉行所の物書同心。所かまわず居眠りをする奇病を持つ。
・安藤覚左衛門――南町奉行所の筆頭与力。日ごろ紋蔵に難題を吹っかける。
・蜂屋鉄五郎――南町奉行所の吟味方与力。息子の鉄哉に紋蔵の長女・稲が嫁いでいる。
・大竹金吾――南の定廻り。何かと紋蔵の力になっている。
・捨吉――八官屋(口入屋)の部屋頭。紋蔵の幼なじみ。
・藤木里――紋蔵の妻。嫁にやった稲のほかに婿養子に出した紋太郎、紋次郎、麦、妙の二男三女がいる。
製品情報
製品名 | お尋者 物書同心居眠り紋蔵 |
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著者名 | 著:佐藤 雅美 |
発売日 | 1999年01月20日 |
価格 | 定価 : 本体1,700円(税別) |
ISBN | 978-4-06-209518-1 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 324ページ |
初出 | 『IN★POCKET』1998年4月号~11月号 |