魔風(まかぜ)渦巻く品川宿に揃いもそろった極悪人。邪剣閃(ひらめ)く、妖剣躍る。生かして置けぬ悪人輩に、鬼の梅安仕掛け針。 憂き世の辛さはわかっているが許しちゃならない非道は非道。夕焼け染まった大川端に仕掛けのあとの蜆(しじみ)汁。彦さん、今夜は悲しい酒だ。
仕掛暮らし
殺しの掟
梅安料理ごよみ