わたしは にんげんかしら。 それとも あかいくまかしら。
わたしはわたし、「じぶん」に気づく幼年童話
りかちゃんは、あかちゃんのときからずっと、あかいくまさんとなかよしです。
だから、りかちゃんは、じぶんのことを、あかいくまだとおもっています。
はじめて学校にいった日、りかちゃんは、おどろきました。
「わたしはにんげんなの?」
りかちゃんは、あかいくまといっしょに、山へこたえをさがしにいきます。
そこでであった、からす、へび、くものこたえは、それはそれは、ふしぎなものでした。
※小学初級から
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