ママに置き去りにされた康平(こうへい)は、ひとりで生きていかなければならなくなった。自活するために募金箱をかかえて、街角に立つことにした。「恵まれない子どもが『恵まれない子どもたちに、愛の手を』といって、なにが悪いんや。」せつなくも、心があったまるハートフル・ストーリー。