夏休みのはじめ、あゆみのところにとつぜんイソウロウがやってきた。口は悪いうえ、鼻がまがるほどくさい小人の魔女だ。しかも彼女は記憶喪失。呪文の最後にとなえる、自分の名前が思いだせない。魔女を手助けするうちに、あゆみは未知の世界へ誘拐されてしまう。