この世に、生かしておいてはならない人間だから仕掛けた──はずであったが、怨みは怨みを呼び、復讐が続く。白子屋菊右衛門一味との悪因縁を断ち切るために、梅安が考えぬいた秘策とは?シリーズ白眉の長編完結を目前に、著者が急逝した痛恨の作品。巻末に、生前のインタビューから、「梅安余話」を収録。
仕掛暮らし
殺しの掟
梅安料理ごよみ