自然保護だけで、自然は守れるのか? 進歩のための開発が、自然を破壊してはいないだろうか? 豊かなみのりである小麦など食糧が、国際金融資本支配の戦略物資に悪用されてはいないだろうか? 種々な環境破壊や公害の原因から、隠された国際政治との関係にまで説きおよぶ、人間回復のための熱き想い。伐採される緑の山々、減反で荒らされる農地、危険な原発……ふるさとへの思いと自然破壊者への怒りを込めた、渾身の評論集。
ニッポンの文学
佐々木 敦
凡庸な芸術家の肖像 マクシム・デュ・カン論
蓮實重彦
我が愛する詩人の伝記
室生 犀星
情報フィールドノート 激動の世界を読む
小川 和久,河合 良之
盤面の敵はどこへ行ったか 法月綸太郎ミステリー塾 疾風編
法月 綸太郎
レンマ学
中沢 新一
柄谷行人インタヴューズ1977―2001
柄谷 行人
タモリと戦後ニッポン
近藤 正高
猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる
田中 貴子
大拙
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